この人の謎 2
ただ私はこう思う。
彼女にたったひと言"形容詞"をつけるなら、「濡れている」という言葉だろう。
みずみずしいよりも、もうちょっと良い意味で、濡れているのだ、この人は。
ズブ濡れで、なおも雨の中にたたずんでいても、ぜんぜん不思議じゃないタイプの女っているのです。
それは山口智子とか浅野ゆう子であってはいけないみたいな。
確かに瞳も声も肌も濡れている印象のある人だが、表面的なものだけでなく、体の中をひたひたと水が流れている感じ。
たぶんこれこそ、男にしかわからない色気であり、美しさなのだろう。
日頃私たちは、男と女の本能の違いを忘れがちだ。
しかし、言葉ではどうしても理解しえない謎の部分があって、だからこそ、男と女は永遠にあきないのです。
メイクや服はもちろん、上品さや人柄や、わかりやすい色気。
そういうものをいくら完壁に整えても生まれない女性美。
それにいちばん近いのが、今、鈴木京香という女性なのではないだろうか。